第1章 AmazonのMWSに審査が必要になった
せどりをツール無しでやるってけっこう大変だったりしますよね。
たとえば、
価格改定とか手動でやるとか正気の沙汰ではないですね。
そういうわけで、
・自分でせどりツールを作る
・開発者が作ったツールを使う
という選択をとることになるのですが、
実は、ツールを作るときは「MWS」というAmazonデータにアクセスする方法を使う必要があります。
ところが!!!
最近、MWSを使うために、AmazonMWS担当部門による何重もの厳しい審査を通過する必要があるようになってしまいました。
(マッツは審査通過しております。)
その結果、
開発者権限が非常に取りづらくなってしまって、
せどりツールを気軽に作りにくくなってしまいました。
そんなせどりツール開発者にとって厳しい環境の中でもせどりツールを気軽に作りたい方のために、
今回は「誰でも簡単にせどりツールを作る方法」を紹介しますね。
第2章 KeepaAPIを使用する
今回、ご紹介する方法はKeepaAPIを使った方法です。
実際、私自身もこのKeepaAPIを使って、せどりツールを作っています。
KeepaはAmazonのデータを
・ほぼすべての商品について、
・MWSより多いデータの種類を
・高頻度で
取得して、公開しているサイトです。
このKeepaを使用して、
「AmazonがMWSを使わせてくれないなら、Amazonからデータを取っているKeepaからデータを取ればいいじゃないか」という発想で、ツールを作っていきましょう。
第3章 KeepaのAPIを使用する
混乱するかもしれないので、KeepaAPIの種類について、解説しておきます。
Keepaは
・Dataアクセス
・KeepaAPI
の2種類の方法でAmazonデータを提供しています。
Dataアクセスとは、
15ユーロ(2000円)/月で
Amazonデータをダウンロードできる機能です。
ツールに組み込むというよりは、
人間がCSVやExcelでデータをダウンロードしたり
目視で確認することに特化しています。
↑こういう画像がみれるのも、Dataアクセスの機能ですね。
なお、Dataアクセスに申し込むと、これから解説する、KeepaAPIにアクセスする権限がちょっとだけもらえます。
具体的にはKeepaAPIに5商品/1分の頻度でアクセスすることができます。
本来は、人間が目視やデータフィルタをする目的である「Dataアクセス」ですが、
わたしはこのKeepaDataを使用して、実際にせどりツールを作成しています。
個人で使用する分には、非常に安く出来るのでおすすめです。
2つ目のKeepaAPIは、ツールがプログラムでAmazonデータを取得することに特化した機能です。
20商品/分のアクセス頻度で、5000円/月程度で使用可能です。
更に上位プランだと1アクセスあたりの料金が下がるようになっているようです。
わたしは、KeepaAPIも使って、せどりツールを作っています。
KeepaAPIは
・商品検索
・商品のデータ取得
・セラーデータの取得
など様々な用途に使用できます。
とくに、MWSに含まれていないデータ
たとえば、「商品画像のデータ」「過去のカートボックス価格データ」なども含まれていて、
MWSだけではできなかったような機能も実現できます。
第4章 申請方法
KeepaDataアクセスの申請方法は
ログイン後、画面右上のユーザー名をクリック→「サブスクリプション」と進みましょう。
Keepaデータアクセスの利用方法は
アプリ→KeepaAPIと進みましょう。
これで、MWS権限の取得が難しくなっても問題なく、せどりツールを作り続けることができますね!
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