せどり外注化をすべき理由と具体的な手順を解説
せどりで稼げてくるとこのような問題が発生しますよね。
・せどりで忙殺されて娯楽を楽しめなくなった
最初は自分でしっかりと作業して稼ぎ方を学ぶべきだと思いますが、完全マスターしきった作業で忙しすぎる毎日を過ごすことについては、疑問を抱きますよね。
そこで今回は、外注化すべき理由と具体的な実践方法などについて解説しますね。
ちなみに僕は外注化について、このような実績があります。
・移住先のフィリピンで外注化を成功
せどり外注化をすべき理由(メリット)
せどりを外注化することにはさまざまな理由(メリット)があります。
せどりを実践していると起こる「嫌なこと」「めんどくさいこと」をすべてスタッフに丸投げできるのです。
実際に僕はフィリピンでフィリピン人に外注化成功させて、すごくせどりが楽になりました。
一度、仕組みを作ってしまえば、正直、暇ですね(笑)
たまにスタッフからあがってくる質問に答えるだけで、収入を得ることができてしまいます。
そんな素晴らしいせどりの外注化の理由(メリット)について詳しく解説していきますね。
自由な時間を確保できる
せどりの外注化に成功すると圧倒的に「暇」になります。
自分で働かなくてもスタッフが自分の手足となって働いてくれるので、やることがありません。
たとえば、今まで納品作業を自分で行っていたとしましょう。
この作業を外注化すると、「納品に使っていた時間」がまるまる空き時間になります。
この時間、遊んでも良いですし、寝ててもよいわけですね!
労働所得から不労所得に移行できる
外注化すると労働所得から不労所得に移行することができます。
自分の代わりに仕事をしてくれる人がいるので「成果は上がってくるが自分は働いていない」という状況を作り出すことが可能なのです。
たとえば「1か月くらい旅行いきたい」という時ってありますよね。
スタッフが完全に仕事を回してくれているので、普通に旅行などいくことができます。
これが「不労所得」の威力ですね。
仕組化を学べる
「仕組みを作れる」というスキルを手に入れることができます。
仕組化ができるって一つのスキルなんですよ。
たとえば、会社で、係長や課長がこのスキルを持っています。
スキルって本を読んだりするだけでは身につかなくて、実践してはじめて身につきます。
外注化に本気で取り組むと、ひとつの部署をコントロールできるくらいの仕組化スキルが身につきますね!
めんどくさい作業から解放される
せどりって単純作業が多いのですが、これが非常に面倒に感じたりします。
こういう「面倒だな」「いやだな」という単純作業から解放されるところが外注化のメリットですね。
たとえば納品ですね。
Amazonが定めたとおりに納品するわけですが、だれでもできる割に時間がかかるので面倒に感じたりします。
また、物理作業が嫌いだったりするとこの納品から解放されるだけでストレスがかなり減りますね。
こういう面倒な作業を「やらなくてよくなる」ところが外注化のすごくところです。
創造的な仕事に集中できる
「重要かつ急ぎでない」仕事を抱えているひとはドンドン外注化すると「自分が本当にやるべきこと」に集中することができます。
仕事は以下の4つに分類することができます。
②重要 & 急がない
③重要でない & 急ぎ
④重要でない & 急がない
ふつうに仕事していると「急ぎ」の「①と③」ばかり作業してしまって、本当はとても重要な「②」に取り組めないです。
外注化して「重要でない」「③④」を外注化することで本当に重要な仕事に専念することができますね。
たとえば、
・キャッシュフローや利益の目標と達成度の観測
・販路の開拓
・物販手法の新規開拓
・情報発信
・さらなる外注化
など自分にしかできない重要な仕事に専念することができますね。
実際に行動に移すべき人の特徴
せどりを外注化することには大きなメリットがあるとはいえ、誰でも行動に移すべきかというとそうではありません。
なぜなら
・資金
・せどり状況
が異なるからです。
そこで具体的にどういうひとが外注化すべきなのか、特徴を解説しますね。
自分で実践したら稼げる
せどりを外注化する大前提として、「自分でやったら稼げる」スキルを有していることが必要です。
外注化とは自分のコピーを作成することですから、自分ができないことは外注スタッフもできるようになりません。
たとえば「自分が稼げていないせどり」を外注化すると「赤字だらけ、不良在庫だらけ」の仕組みができあがります。
①まずは「自分が稼ぐ」
②次に「外注化する」
この順番がすごく大切です。
すでに稼げるスキルを持っている方はドンドン外注化していきましょう!
月収10万円以上を確保できている
継続して月10万円以上稼げていないなら、外注化する段階ではありません。
せどりを外注化すると外注費が発生しますので、最低でも10万円は稼げる手法でないとスタッフを雇ったら赤字になってしまいます。
まずは、自分で作業して効率的に月10万円くらいを稼げるようになったら、その手法を「そのまま」スタッフに5万円で再現させましょう。
そうすると、不労所得を5万円GETできるようになりますね。
月収10万円以上を稼げている方は外注化して不労所得をつくっていきましょう。
めんどうな作業を自分でしている
「めんどうだな」と感じる作業があるなら、外注化すべきです。
めんどうだと感じる理由は
・膨大
・時間がかかる
・誰でもできる
からです。
こういう作業こそ、外注化にむいていますので、
「めんどうだな。嫌だな。」
そう感じる作業があるひとは積極的に外注化していきましょう!
もっと付加価値が高い仕事に集中したい
「ほんとうはこっちの作業のほうが『重要』なんだけど・・・」
せどりをやっている中で、そういう「『重要』なことが後回しになっている」状況なら、外注化したほうがよいです。
逆に、全部仕事を回せているなら、しなくても大丈夫ですね。
たとえば「納品」をしないといけないから、「仕入れができない」なんてことになっているなら、「納品」を外注化して「仕入れ」をすべきですね。
その方が付加価値が高く、稼ぎが大きくなります。
重要なことが後回しになっているひとは、一旦仕事のペースを落としてでも外注化に取り組む価値があります!
具体的な手順
外注化するためには、「具体的にどうすればよいのか」イメージできている必要があります。
雑に外注化すると、赤字になったり、コミュニケーションコストが大きくなり失敗するからです。
いまからどうやったら外注化が成功するのか詳しく解説しますね。
せどりを作業まで分解する
まず最初のステップは外注化する仕事を単純な作業まで分解しきることです。
高校生でも、何をしたら良いのかわかるレベルにまで分解していきましょう。
たとえば納品を例にすると
↓
・商品登録画面に移動する
↓
・作業シートからASINをコピーする
↓
・ASINを検索窓に貼り付ける
と言った具合です。
次の費用対効果の計算の基礎となるので、しっかりと分解しましょう!
費用対効果を計算する
作業を分解したら、外注化にかかる費用と効果を計算します。
費用対効果がわかって、はじめて外注化するかどうか判断できます。
この工程を飛ばすと、「外注化できたー。赤字だったー」ということになります。
どうやったら費用対効果がわかるかをもう少し解説しますね。
外注スタッフは時間をお金に変えているので、費用は原則、作業時間だと言えます。
分解した作業の作業時間を書いていきましょう。
全部書いたら、合計します。
すると、その作業を外注化するための作業時間が計算できます。
つぎに、「時間単価」をたとえば時給500円などと決めます。
「作業時間の合計×時間単価」で、その作業を外注化するためにかかる費用が計算できます。
たとえば納品に1時間かかって、時給500円だとすると、費用は500円/納品ですね。
1時間で自分が生み出せる付加価値が500円を上回っているなら、外注化すべきですし、下回っているなら自分でやるべきという判断になりますね。
作業のマニュアルを作成する
外注化することが決まったらマニュアルを作成しましょう。
さきほど、「仕事を分解」した「高校生でも、何をしたら良いのかわかるレベル」で書いていきます。
WORDで書いてもよいですが、動画のほうがわかりやすいので、
・実際の作業は動画解説
という分け方がおすすめです。
責任と成果と報酬を明確にする
作業内容が決まったら、外注スタッフの仕事を明確にしましょう。
・最終成果物
・お金(報酬)
を明確にしましょう。
たとえば納品の場合、
・最終成果物→依頼したASINの納品完了報告
・お金(報酬)→100円/ASIN
と決めます。
これがつぎの募集内容の中心的な内容になります。
クラウドワークスで募集する
募集内容が決まったら、クラウドワークスで募集をかけましょう。
・「責任と成果と報酬」
・1日の作業時間
・休日
・月どれくらい稼げるのか
・推奨スキル
・この仕事を受注するメリット
・在宅で可能か
・必要な物(プリンタとか)
などを記載しましょう。
応募が来たら、一度、スカイプなどで面接しましょう。
・長く仕事ができそうか
・話が噛み合うか
・家庭の事情など協力して取り組めそうか
などの観点でお話しましょう。
教育する
スタッフを雇えたら、仕事内容を教えてあげましょう。
まずは作成したマニュアルを中心に自力で取り組んでもらい、疑問があったら質問を受け付けるスタイルがおすすめです。
マニュアル熟読後、最初だけ一緒にやってあげてもOKです。
・作業に遅れが出ている
・急に休んだ
・作業時間が想定よりかなりかかっている
こういう場合には、何か問題が発生している可能性が高いので、こちらから積極的に話しかけて事情をヒアリングしましょう。
仕事の成果をチェックし改善する
仕事の成果が悪かったり、遅かったりしたら、原因をつきとめて改善しましょう。
ほとんどケースで、原因は
・教育不足
です。
要はマニュアルが悪いか、教え方が悪いかです。
とはいえ、たまに
・やる気がない
・他のことを一生懸命やっている
・家庭の事情が緊急事態になっている
という方もいるので、そのときは解雇して新しい人を雇いましょう。
まとめ
今回は
・外注化をすべき理由
・外注化をすべきひと
・外注化をする方法
について解説しました。
最初からうまく外注化できるひとは、ごく一握りです。
この記事を参考に「外注化すべきひと」は「外注化する方法」をよく読んで、失敗を恐れず、ドンドン外注化にトライしていきましょう!
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